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冬季間、特に雪国の冬において、雪道運転が大変なのは言うまでもないですが、もう一つ大変なことが。
それは、車がとんでもなく汚れることです!
道路の雪が溶け、道路が濡れている時に走行すると、どうしてもボディのサイドや後方部に水が跳ねてしまいます。
高速道路を走行した時はさらに激しく汚れます!
また、冬季間は凍結防止のために塩化カルシウムなどが道路に撒かれている事が多く、特に高速道路を走行したら洗車は必須レベルです!
塩化カルシウムなどが車のボディや下部に付着したまま放置すると、付着した部分が錆びたり腐食する原因になるので、愛車を長く大切に乗り続けるためには、こまめな洗車が必須だと思います!
そこで今回は、「誰でも簡単に出来る洗車」の手順を紹介するので、これから愛車を長く綺麗に乗り続けたい人や洗車に興味がある人の参考になれば嬉しいです。
私のオススメ洗車方法
結論から言うと、私は「手洗い洗車」が1番おすすめだと思います!
洗車方法としては、大きく分けて「手洗い洗車」と「洗車機による洗車」の2パターンあるので、それぞれのメリット・デメリットをまずは説明します!
手洗い洗車のメリット・デメリット
細部まで汚れが落ちる
車にキズがつきにくい
費用が安い
時間が掛かる
洗車機による洗車メリット・デメリット
短時間で楽に洗車できる
細部の汚れは落ちない
車にキズがつきやすい
費用が高い
洗車機の最大のメリットとして、短時間で簡単に洗車が出来るので便利なんですが、その反面、 1回2,000円程費用が掛かるので、月2~3回洗車をすれば年間60,000円程度の出費になります。
また、洗車機では十分に予洗いがされないので、車体に泥や砂などさまざまな汚れが付着した状態でブラシが動き出すため、洗車キズのリスクが高いですし、大きなブラシでの洗車になるので細部の汚れは基本的に落とせません!
1回2,000円程の費用を掛けて洗車するのに、細部の汚れが落とせないうえに車にキズが入ったらどうでしょうか?
そのキズを消すために、自分でキズ消しアイテム買って施工したり、業者に依頼するなどすればさらにコスパが悪くなると思いませんか?
もちろん私も、天気が悪い場合や、どうしても時間が無い場合には洗車機を利用する時もあります。
しかし、私は「手洗い洗車」が1番おすすめだと思います!
手洗い洗車でも、効率よく洗車をすれば短時間でキズをつける事無く、愛車を綺麗に保つことが出来ます!
また、自分で洗車を行うことで洗車費用やメンテナンス費用のトータルを大きく抑えることが可能です。
それでも、忙しくて時間が無い人や疲れている時などの手洗い洗車はなかなか始めようとはならないと思います!笑
手洗い洗車する度に、毎回全ての汚れを完璧に落としてコーティングやワックスを施工するのもいいとは思いますが、完璧を目指すと、結構疲れるし想像以上に時間が掛かるので、私は完璧を目指しすぎるのはおすすめしていないのでご安心を!
もちろん、完璧な状態を維持できるのが1番良いですが、愛車を長く綺麗に保つには、手洗い洗車を月に2~3回程度こまめに行うこと、続けていくことが重要なので、手洗い洗車が苦痛にならない範囲でやっていくことがポイントです!
この記事では、様々なアイテムを駆使したプロが行う手洗い洗車ではなく、あくまで皆さまの自宅でも準備できるアイテムを使って、簡単に出来る洗車方法なので、そこはご愛嬌を!笑
それでは早速順番に紹介していきます!
手洗い洗車に準備するアイテム
・バケツ
バケツはカーシャンプー用とスポンジなどをすすぐ用で2つ準備したほうが良いのですが、予算を掛けたくない方は1つでもOKです。
準備するバケツは20Lの容量が大きいものがおすすめです。
容量が小さいバケツを使用するとカーシャンプーが足りなくなったり、スポンジをすすぐ時に汚れを十分にすすげないため、車にキズが入るリスクになります。
・ホース
散水ホースなどでも十分ですが、家庭用の高圧洗浄機(ケルヒャーなど)を準備できる方は、手洗い洗車の時短にもなりますし、節水にも繋がるのでおすすめです。
・カーシャンプー
シンプルな洗浄剤のみの中性シャンプーがおすすめです。
コンパウンド系のカーシャンプーなどを使うとボディコーティングが落ちてしまったり、キズが入る可能性があるので注意が必要です。
・スポンジやムートングローブ
ボディ用、タイヤ・ホイール用でそれぞれ準備してください。
使い分ける事で愛車にキズが入るのを予防出来ます。
・マイクロファイバークロスなどの拭き取りタオル
洗車後の水気の拭き取りに使用します。
吸水性が高く柔らかいクロスがおすすめです。
以上のアイテムがあれば、誰でも簡単に愛車の手洗い洗車が可能です。
手洗い洗車の3ステップ
手洗い洗車の手順は大きく分けて3ステップです!
ステップ1 タイヤ・ホイール洗浄
ステップ2 車ボディ・車体下部洗浄
ステップ3 ボディの拭き上げ
手洗い洗車をスタートする時には、この3ステップを守ることで愛車にキズが入るリスクを抑えながら綺麗に簡単に洗車が出来ます!
ここからは、各工程の注意点をまとめていきますので、チェックしてみて下さい!
手洗い洗車ステップ1 タイヤ・ホイール洗浄
まず、洗車をしようと思うとボディから洗いたくなりますが、そこは我慢してタイヤ・ホイールから洗いましょう!
洗車は、高いところから低いところへ洗っていくのがスタンダードですが、タイヤ・ホイールは例外です!
理由は2つ!
1つ目は、タイヤ・ホイールは1番汚れている部分なので、先にボディから洗ってしまうと、綺麗にしたボディに再び汚れが飛び散る可能性があるので洗車効率が悪くなります。
2つ目は、タイヤ・ホイールが1番汚れているということは、洗う時間も当然長くなります。先にボディから洗ってしまうと、タイヤ・ホイールを洗っている最中に、ボディに付着した水道水が蒸発して乾くことで「水シミ」が出来てしまいます。
水道水には、カルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分が含まれていて、それが車のボディ上で蒸発してしまうと、「イオンデポジット」と呼ばれるシミの原因になると言われているのでご注意を!
ちなみに、雨などの水分は1度蒸発しているので、水道水のようなミネラル分が含まれていないため、ボディ上で蒸発して乾いても水道水程のダメージは無いと言われています。
※純水器を使用して純水で洗車すると「水シミ」の心配は無いですが、高価なアイテムなので私は使っていません!
なので、この記事では水道水で洗車することを前提に紹介しています。
タイヤ・ホイールの洗い方
①タイヤハウスの水洗い
タイヤハウスとは、ボディとタイヤの間のスペースのことで、フェンダーの裏側になります。
裏側なのであまり目立ちませんが、実はかなり汚れています!
走行中タイヤの回転で巻き上げられた泥や砂などの汚れが付着しているので、水で汚れを落としましょう!
②タイヤ・ホイールの水洗い
タイヤ・ホイールにも泥や砂などの汚れが付着しているので、水で汚れを落としましょう!
③タイヤ・ホイールをカーシャンプーで洗う
カーシャンプーをバケツで泡立て、スポンジなどを使ってタイヤ・ホイールの汚れを落としましょう!
オススメのアイテムを別の記事で紹介しているので、気になる方は参考にしてみて下さい!
④水でしっかりとシャンプーを流す
シャンプーがタイヤ・ホイールに付着したままだと、シミの原因になったり、ゴム製品であるタイヤの劣化を早めてしまう可能性があるので、すすぎ残しが無いようにきっちり水でシャンプーを流してください!
手洗い洗車ステップ2 車ボディ・車体下部洗浄
タイヤ・ホイールが洗い終わったら、次は車のボディ・窓・下部洗浄です。
車のボディ・窓には、泥や砂、他にも虫や鳥のフンなど様々な汚れが付着していて、車の下部には最初にお伝えした通り、雪道などに撒かれている融雪剤、泥や砂などが付着しています。
その汚れを次の工程でさくっと落としていきましょう!
ボディ・車体下部の洗い方
①ボディ表面・車体下部の汚れを水で流す
ボディの上から下へ汚れを誘導するイメージで水を流しましょう!
この工程でおおまかな汚れを全て流すぐらいの気持ちで念入りに水をかけていきます。
ワゴンタイプなど車高が高い場合には、脚立などを使って全体に水をかけて下さい。この際、脚立などが車に接触しないように注意してくださいね。
車体下部も融雪剤などの汚れを落とすために念入りに水で流しましょう!
下部洗浄はこちらのアイテムがあると便利です!
この水で汚れを流す予備洗浄が洗車で最も重要なポイントとなります!
理由は2つ!
1つ目は、次の工程のカーシャンプーを使って洗う時に、キズが入るリスクを大幅に抑えられるからです!
カーシャンプーで洗う際にはスポンジやムートングローブなどを使われると思いますが、汚れがボディに付着した状態で洗うと、その汚れがスポンジやムートングローブに絡まります。
汚れが絡まったスポンジやムートングローブでボディを擦れば当然ボディにキズが入るリスクになります。
2つ目は、水をかけてボディ表面の温度を低くすることで、ボディ表面の水を乾きにくくするためです。
前記のタイヤ・ホイール洗浄でもお伝えしていますが、ボディに付着した水道水が乾くと「水シミ」が出来てしまうので、「水シミ」のリスクを抑えるために重要なポイントになります。
冬期間は基本的に気温が低いため、水をかけてボディ表面の温度を下げれば「水シミ」になるリスクは低くなりますが、特に気温が高い夏や直射日光を受ける炎天下では、なるべく早朝や夕方の気温が低く直射日光を受けない時間帯での洗車をおすすめします!
夏場はホント一瞬でボディ表面の水が乾くので注意ですよ!笑
②カーシャンプーを使って順番に洗う
タイヤ・ホイール洗浄で使用したシャンプーは汚れているので、新しくバケツでカーシャンプーを泡立て、スポンジやムートングローブなどを使って上から下のイメージで(ルーフ→窓→トランク→ドア→ボンネット)順番に洗い残しが無いように洗っていきます!
ここでは、予備洗浄の工程である程度の汚れは落ちていると思うので、ゴシゴシとボディを擦るのではなく、大量の泡でボディをサッとなでるぐらいのイメージでスピーディーにボディ全体を洗っていきましょう!
最初に洗った部分の水が乾かないように注意しながら洗っていき、水が乾きそうな場合は、ボディに水をかけながら洗ったり、1パネル毎にシャンプーを水で流しながら素早く洗っていきましょう!
③水でしっかりとシャンプーを流す
シャンプーがボディに付着したままだと、シミの原因になってしまうので、①の工程と同様にすすぎ残しが無いようきっちり水でシャンプーを流してください!
特に、ドアの隙間や窓、ドアノブやミラーなどの可動部分に泡が残りやすいので注意です。
手洗い洗車ステップ3 ボディの拭き上げ
水でシャンプーを流したら、すぐにボディ表面の水気をスピーディーに拭き取っていきましょう!
拭き残しや拭きムラなどが有り、水が蒸発して乾いてしまうと、せっかく手洗い洗車をしたのに「水シミ」が出来てしまい、苦労が台無しになってしまいますので、注意しながら素早く拭き取って愛車を綺麗に仕上げましょう!
特にドアの隙間やドアノブ、ミラーなどの可動部分に拭き残しが多くなりやすいので注意です。
拭き上げの時は、大きめのクロスを使って、ボディ表面にクロスを広げ、力を入れずに一方向へゆっくり引っ張るようにしてあげると、キズが入りづらく素早く簡単に拭き取りが出来るのでおすすめですよ!
ここまでが、誰でも自宅で出来る簡単手洗い洗車の手順になります。
番外編 手洗い洗車で落ちない汚れについて
これまでの手洗い洗車の手順を紹介しましたが、上記の手洗い洗車では落ちない汚れもあります。
それは、鉄粉やピッチ・タール、水シミ、水アカ、油脂系などの汚れが代表的です。
これらの場合は、コンパウンド系のカーシャンプーなどを使って無理に擦っても落ちないし、愛車にキズが入るだけので注意してください!
専用の溶剤を使って、丁寧に施工すれば落ちますので、上記の汚れが気になる方はコメントしてください!
おすすめの商品や施工方法を紹介します!
まとめ
手洗い洗車をすることで、愛車の状態を確認を改めて確認することが出来ます!
普段車に乗っていると、運転席側しか見なかったりしませんか?
車全体を確認することで、タイヤのすり減り具合やボディのキズなどが見える化出来て、事故やトラブルを未然に防ぐことにも繫がると思います。
また、手洗い洗車はスピーディーに行うことが重要なので、慣れてくれば手間にならず、1時間も掛からずにコスパ良く愛車を綺麗に保てるので1度試してみるのはどうでしょうか?
今後は、私が使用しているおすすめの商品なども紹介していくので、 興味がある人はチェックしてみて下さい!
それでは、洗車が大変な時期ではありますが、愛車を綺麗にして長く乗り続けていきましょう!
今後も、キャンプや車関連など様々な情報を【@daddy.base】で発信していきますので、是非チェックしてみてください!
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充実したキャンプライフやカーライフを彩る様々なアイテムを別の記事でも紹介してるので、こちらもチェックしてみてください!
では、また!