日払いバイト ティッシュ配り・東京の闇 前編【体験談】

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私は大学生時代の一時期ティシュ配りのバイトをしてました。

その時の体験をまとめていきます。

驚きと恐怖を感じた体験として、今も記憶に残っています。

少しふざけた内容に思えますが、結果としていい体験になったので真面目に記事として残してみます。

個人的には、東京での刺激的だった経験ベスト3には入るので、興味のある方に読んでもらえればと思います。

また、東京でティシュ配りのアルバイトを探している人の参考になれば嬉しいです。

当時の私はメインでやっているバイトがありましたが、もっと稼ぎたい!と思い、空いている時間で出来るティシュ配りのバイトを始めました。

時給は1000円で、日払いでもらえます。

2時間ティシュを配ると、途中で休憩を15分もらえた記憶があります。

日払いであるというのが当時の私にとっては最大の魅力であり、やってみることにしました。

ちなみに、バイトの採用時には身分証のコピーをとられてます。笑

また、初日に働いた5000円を保証金として持っていかれてます。笑

まず、どんなティシュを配っていたかというと、ガールズバーで働きたい女の子の求人について書いてあるティシュを配ってました。

ある店舗に、ティッシュを配る人(ティッシャー)が集合します。

そして、社員さんから一人ひとりに配る場所を言われ、段ボール箱に入ったティシュを持って移動します。

配る場所は東京都内、人が多く集まる繁華街です。

どんな人にティシュを配るかも事前に指導されています。

ガールズバーの求人なので、女性なら誰にでも配っていいという訳でありません。

・東京に染まっていない上京して来ただろう女の子に配れ

・夜の仕事をしてそうな女の子には配るな、世間知らずそうな子に配れ

・容姿が中の下〜上の下くらいをターゲットにしろ

といったことを、私は社員さんと街で女の子を見ながら直接指導してもらいました。

何枚配れというノルマはなかったんですが、場所によって、これくらいは配れるだろう、という社員さんからのプレッシャーはありました。

ティッシャーをしている人の中で学生はあまりいなく、売れないお笑い芸人や怖い地下格闘家などの方もいました。

女性の皆さんは分かると思いますが、街で配っているティシュってなかなかもらってくれませんよね?

無視されたり、汚物を見るかのような視線で見られたり、心が折れそうになったこともありました。

自分はここで一体何をしてるんだろう、という虚無感にも陥りました。

また、秋から冬にかけてバイトしてたので、とにかく寒さがつらかったです。

5時間以上外にいると身体がめっちゃ冷えましたね。

ティッシャーは色んな技を駆使して女の子にティシュを貰ってもらいます。

・かなりしつこく話しかけて、無理矢理もらってもらう人

・巧みな話術で容姿を褒めて、もらってもらう人

・面白いことを言いながら笑わせることで、もらってもらう人

・イケメンという武器を使い、もらってもらえる人

ティッシャーはそれぞれ技術を磨き、女の子にティシュをもらってもらえるよう頑張っていました。

そういった技術や武器がない私はというと、同情系ティッシャーでした。

めっちゃ寒そうに、そしてつらそうに『よかったらティシュ使ってください』というと意外と優しいお姉さんがもらってくれました。

やはりもらってもらうと嬉しかったですねー。

自分なりに、ティシュをもらってもらえる工夫を色々と考えながら真面目に働いていましたが、私としては精神的にも肉体的にも大変なバイトでした。

真面目なバイト態度と昔からの長所?短所?である怖い人に好かれるという武器により、私は社員さんに気に入ってもらってました。

見回りに来た社員さんに、勤務中にご飯に連れて行ってもらうこともうありました。

そしていつも通り、某エスカレーター下でティッシュを配っていると社員さんから携帯に着信がありました。


『〇〇!今すぐ店に戻ってきて!』

『はい!了解しました!』

了解しましたとは言ったものの…

一体何のために社員さんは私を店に戻すのか…?

本当は何のティッシュを配っていたのか…?

色々なことが頭の中を巡りました…。

気になる方は続きを後編で!

では、また!