日本人の働き方 後編 【日経テレ東大学】

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今回は、【日経テレ東大学】のYouTubeチャンネルで、大変興味深く面白い対談を見ましたのでそれについてまとめた内容になります!

成田悠輔さん(半熟仮想株式会社代表、イェール大学助教授)

西村博之さん(ひろゆき2チャンネル創設者)

神津里季生さん(日本労働組合連合会長)

こちら3人の対談となってます。

今回は後編ということで、前回の続きについてまとめていきます!

③【そもそも、働く必要ってあるの?】

一人前の社会人たるもの働くべきという固定概念がある。

過去30年において、日本全体の一人当たりの生産性を見ると生産性が高くなっている。

そして、労働時間も減っている。

つまり、社会人全員がそんなに働かなくても社会は成り立ち、生きていけるはずである!ということになる。

しかし、働かなくてもいいと思っている人は少ない。

というか、ほとんどいない。

多くの人が働かなければいけいない!と思っている。

この意識を変えて、無駄に働いている人を減らしていく必要がある。

働かなければならないと思う理由として、奨学金を借りて大学に通っていた人たちは、卒業と同時に借金を背負うことになり働かないという選択肢がそもそもないのである。

また、働くことに対する過剰な信仰により働く必要がない人も働き続ける。

競争をする必要がない人も競争し続ける。

という状況を生み出している。

このことによって付加価値を生み出しているという側面もあるが、本当に働く必要がある人の働く機会を奪ってしまっているという側面もある。

先進国の中でも日本は突出して、働いている高齢者が多いのではないか。

年金を貰えない高齢者は働かざるを得ない。

一方で、働く必要はないが暇を持て余して働いている高齢者が多い。

これは結果として、本当に働かなければならない若者の賃金を下げたり、働く機会を奪ったりしている。

若者にとっては、多くの損失が生じてるのではないか。

④【そもそも働くとは?】

理想論ではあるが、自分の好きなことをやって、社会に価値を送り出しお金を得ることができ生活が豊かになる。

これが働く意味として、広く認識されていくことが望ましい。

多くの人にとって、自分が存在してることに対する自信がない。

大した能力もなく、大したものも生み出せていない。

これらに言い訳を与えているのが『働く』や『労働』の側面ではないか。

社会にとっての存在意義として、『あなたはいてもいいんだよ』という装置として、働くことが機能してるのではないか。

この状況は好ましくない。

仕事のアイデンティティ以外に、世の中に存在してていいんだと思えるアイデンティティを作っていくべきである。

人間は、自分がどこかで役に立っていると思わないと、生きていけない。

と思っている。

しかし、本来は生きていること自体に価値がある。

もっとゆったりと物事を考えていかなければならない。

社会で承認されている人が価値があり、そうじゃない人は価値がない。

という思い込みを日本社会は我々に押しつけている。

世間体という法律とは違うルールを守らななければいけないと思い込んでいる。

社会的価値はありますか?

あなたの社会的価値は何ですか?

こういったことが当たり前のように使われていること自体が間違っているのではないか。

結論として…

・高齢者が働くことを、やめる社会を作り出すことが重要である。

・みんなが(全員が)働くことを、やめる社会を作り出すことが重要である。

・世間体を気にせず生活保護を受ける人が増えていくことが大切である。

といった内容の対談となっていました!

最後の3つの結論だけ見ると、よく分からない内容のように思えますが、対談の過程をしっかり読み取ると理解できる部分も多いかと思います。

私が印象的であったのは、日本人は多くの思い込みに縛られて生きている。

ということです。

自分自身、こうあるべきという固定概念がまだまだ内在化されていることを実感しました!

やはり、これからも学び続け自分自身をアップデートしていくことが大切だと思いました!

皆さんにもこの対談を是非動画で見ていただきたいです!

何度も言いますが、とても面白い内容になっています!

また、面白い動画や記事を見つけたら、まとめていきたいと思います!

今日もお疲れ様でした!

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