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最近よく耳にしたり、SNSでよく目にしたりしている、話題になっている【親ガチャ】論争。
Abemaニュースでも取り上げられていました。
面白い内容となっていましたので、今回は【親ガチャ】論争について、様々な意見をまとめていきたいと思います。
そもそも【親ガチャ】とは…?
子どもは親を選ぶことはできないため、どんな親や境遇のもとに生まれてくるか、実力とは無関係に『運で人生を左右される』という意味である。
【親ガチャ論争】で中心になるのが経済格差。
経済的に余裕がある→教育にお金をかける→高学歴も可能→高学歴になる→収入の高い職場へ→子も高収入の親に。
という連鎖が生まれるというのです。
【まとめ① 臨床心理士の意見】
生まれながらに満足な生活環境を保持でない。
虐待を受けていたり、ネグレクトを受けていたり心身の発達や命に関わる問題を抱えている場合においては、これはハズレの【親ガチャ】であるといったことではなく、社会全体で選択肢を与え、救っていかなければならない。
社会生活をきちんと送れていて、自分のやりたいことができていたり、安心感のある生活が送れていたりする場合においては、ハズレの【親ガチャ】は相当少ないのではないか。
多くの人がハズレと考えてしまうのは、現状の自分と期待値とのギャップを親に原因帰属しているだけなのではないか。
一方で、社会的地位が高い、経済的に裕福である。
いわゆる、アタリとされている、恵まれているとされている人たちでも、性格や行動特性から恵まれてなさを感じることがある。
広い視野で考えると、実際にハズレの親ガチャを引いている人はそんなに多くはないのではないか。
【まとめ② 大学准教授の意見】
知能指数などは、どんな親から生まれてきたか、遺伝によって影響を受けることがある。
その人がどのような人生を送っていくか、環境要因によって左右される部分もあるが、大事なのは【運】である。
【運】に偏りがないように完璧に最初からフラットにするのは無理である。
人間は元々均質なものではないから。
仮に、人間が均質なものであったら多様性という議論は生まれない。
人間は違いを持って生まれてくるからこそ、偏りがあるからこそ、多様性を認め合おうとする社会になってきている。
経済的に恵まれず、教育を受ける機会が少なかった場合であっても、諦めなくても済むような制度を作っていくことが大切。
【運】が連鎖していく中で、努力すれば結果も伴うという経験は、【運】の上に成り立つのではないか。
人生に【運】は非常に大きい。
育った環境のせいで、【運】がなかったと、諦め過ぎずに済むようにすることが大切。
努力や諦めない人生とは、【運】の上に成り立つ。
生まれた時点では差があるが、富の再分配よりも、【運】の再分配をすべきである。
また、奨学金制度も累進課税制度のようにすればいいのでは。
【運】が悪かったが、仕組みでカバーしてもらえた、諦めずに済んだという人が増えるように社会になっていって欲しい。
【まとめ③ ジャーナリストの意見】
【親ガチャ】は現実問題、起きている。
そこから目を背けてはいけない。
親との関係は切れない、悩んでいる人はたくさんいる。
【親ガチャ】にハズレたと発信し、共感してもらえることで、『自分だけじゃない!』と思える。
それだけで救いになるなら、【親ガチャ】という言葉を使うことは肯定されるべき。
【まとめ④ アナリストの意見】
社会問題として取り組まなければいけないことはある。
しかし、実際に自分の立場で置き換えると、【親ガチャ】を言ったところで問題解決はしない。
状況を受け入れて、前に行こうとする人は応援されるべき。
そういう人を応援する制度を社会は用意する必要がある。
【親ガチャ】という言葉自体を肯定することはできない。
【まとめ⑤ Twitterの意見】
『否定派』の意見』
・努力次第で人は変われる
・環境のせいにして自分に甘えることを正当化している
・【親ガチャ】ハズレならば必死の勉強して社会を知るべき
『肯定派の意見』
・負の【親ガチャ】スパイラルから抜け出すのは至難の業
・塾に通えるかで高校や大学、1ランクは確実に変わる
【まとめ⑥ 大学教授の意見】
格差の問題と【親ガチャ】という言葉がしっくりハマってしまったのではないか。
大切なのは浮き彫りになった格差の問題を、どのように是正していくかという議論に繋げていくかである。
これからは、収入の格差より資産の格差の話をしていかなければならない。
賃金のフローが上がってない現実の中で、収入の格差の是正には限界がある。
資産の格差とどのように向き合っていくかが今後の課題である。
【まとめ⑦ 年収と教育】
『東大生の親の年収分布』
550万以上が東大生全体の84.6%
950万以上が東大生全体の60%以上
それなりに経済的な豊かさがないと、教育にかけるお金が減り、高学歴を目指そうとする土俵にも乗れない。
教育格差は、世帯年収に比例しているというデータが出ている。
小学生、中学生の学力テストの結果を見ても、世帯年収が高い子の方が、明らかに高得点を取っているというデータがある。
上記のように様々な角度で、【親ガチャ】論争について意見が挙げられています。
とても興味深く、考えさせられますよね。
私の考えとしては、まず生まれながらの環境要因によって、学ぶ意識だったり、社会に出ていくことを意識したりすることが難しい。
そういった意識が生まれにくいことがある。
与えられた環境によってある程度の人間形成がされ、生活習慣が決まり、自分の努力ではなかなか難しい状況に陥ることも考えられます。
努力する方法や、報われた経験を積むことが出来なかったとも言えると思います。
親から続く負のスパイラル、貧困のスパイラルから抜け出せない子がたくさんいるということも、紛れもない事実だと思います。
自分の力ではどうにもならない、親が悪い。
つまり自分は【親ガチャ】にハズレたことで自己実現できない。
【親ガチャ】という言葉の是非は置いといて、そういう考えになってしまうこと自体は、社会として認めてあげるべきなのかと思います。
しかし、環境のせいにして全てを諦め、悲観的になってしまうことも残念だと思います。
その中でも出来ることを見つけたり、支援を受ける機会を作ったりすることで、全部を実現することは難しいが、全部を諦めなくてもよい社会になって欲しいなという願いがあります。
そして、子どもには分からないことがたくさんあると思います。
親に期待ができなくても、身近に気にかけてくれる大人が1人でもいれば、少しでも救われ、全部を諦めずに済むのでないかと思います。
私も、【親ガチャ】という言葉は、格差そのものを表しているように思います。
今後も格差の是正や諦めずに済む社会に向けた、制度や政策というものにしっかりアンテナを張り学んでいこうと思います。
自分はどうだったのかと振り返り、考えてみるだけでも面白いのではないかと思います。
今後も面白い【Abema】ニュースをまとめていきたいと思います!
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